ブランドマーケティング、ブランドマネジメントの経営コンサルティングのMCプロジェクト(MCP)

■コトラーのマーケティング戦略の基礎
F企業方針の類型特徴

 企業のマーケティング努力はどのような理念に基づいてなされるべきなのだろうか。
衝突しがちな企業・顧客・社会の利害のどこに重点を置き、効率がよく効果的で、なおかつ社会的責任も果たせるマーケティングとは何か十分に考え抜き、その理念に則ってマーケティング活動をすべきである。
企業がマーケティング活動を進める際に従うのは、5つの相いれがたいコンセプトだとしている。

 事業がどの段階にあるか・現在保有するマーケティング展開能力(タスク環境)・マーケットのブロード環境・需要環境・競争環境などによってどのような方針をとるか影響される。

 生産能力が過剰な場合に「販売中心コンセプト」を実践する企業も多い。市場は買い手市場(購買者が優位に立っている市場)で、そのため販売者は顧客を奪い合わなければならない。

 企業のあらゆる部門が顧客の利益のために協力し合った結果として「統合型マーケティング」が生まれる。
あらゆる部門が顧客の視点に立って連携しチームワークを強めるために、企業は組織の外部の人を対象にしたエクスターナル・マーケティングだけでなく、顧客に良いサービスを提供したいという意欲のある優秀な従業員を採用し、トレーニングをし、動機づけをするインターナル・マーケティングを実施する。
「マーケティング中心コンセプト」の採用を真剣に考えるようになるのは、売上の減少・成長の鈍化・購買パターンの変化・競争の激化・経費の増加など経営の重大な危機に直面したときが多い。
マーケティング志向に移行する過程では、組織的抵抗・学習の遅さ・忘却の早さの高いハードルに直面し、マーケティング・コンセプトを実践している、できている企業は少ない。
インターナル・マーケティングの実施は大変重要である。

 環境の悪化、資源の枯渇、爆発的な人口増加、世界的飢餓や貧困、社会事業の切捨てという問題を抱える時代に、マーケティング・コンセプトは果たしてふさわしい概念なのか疑問を唱える声もある。
ソサイエタル・マーケティング・コンセプトは、企業の役割は標的市場のニーズ、欲求、関心を正しく判断し、顧客と社会の幸福を維持・向上させるやり方で、要望にそう満足を効果的かつ効率的に提供すること、という考え方である。
マーケティングを展開する際に社会的かつ倫理的な配慮をしなければならない。
「コーズリレーテッド・マーケティング」と呼ばれるものがある。


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