これから梅雨が訪れ夏になる。エアコンを効かして換気が疎かになりがちの季節です。
地域の納涼祭りをどうするかなどもお世話する責任者として結論を出さないといけない。
濃厚接触者(マスクせず1m以内の距離で15分の会話したらなど)も自主判断。自覚症状のある人しか抗原検査もPCR検査も保険でやってもらえない。濃厚接触して自宅隔離して4日目・5日目に自費で2回抗原検査して陰性なら隔離解除、通常は7日間の自宅隔離。
納涼祭りで酒飲んだら1m以内の距離で15分ぐらいマスクせずに話をしてしまう人も出る、子供向け出店などして楽しんでもらうと1m以内の距離で15分ぐらいマスクせずに話をしてしまう。
マスクの着用緩和策はいいが、一番の核心は自覚症状のない濃厚接触者の隔離緩和だと考えます。
台湾もこの4月27日から、濃厚接触者の隔離3日+4日の自主防疫に短縮しています。
エアロゾル感染では換気がマスク以上に重要なはずです。屋外で全くの無風でなければ1m程離れていて大きな声で対面で話さなければ大丈夫だと思います。
自覚症状のない濃厚接触者の隔離緩和や、抗原検査の費用や準備など受けやすくする支援策が打ち出されることを、私は地域の納涼祭りの開催条件にしようと数週間前から役員には話しています。
無症状で濃厚接触者かなと思われることをして、抗原検査も自費で2回・家族分も合わせると6~10回分は結構な負担になります。
抗原検査をできず7日間自宅隔離、家族が発症するとまたそこから7日間の自宅隔離延長。けっきょくその家族からも感染しなかった人は周りにたくさんいます。
抗原検査キットは唾液によるもの(厚労省が推奨するものとは違う)ですが常備し使っています、自分のためよりも大切な重要クライアントに対して面談前に検査し安全性を担保するためです、自覚症状のない濃厚接触者(行政からそう判断される人)を増やさない為にしいます。クライアント先に行くと、雨の日も窓を全て隙間を空けて、換気扇とサーキュレーターを回し、アクリルパーテーション越しの面談ですから大丈夫なんですがね。また地域のお世話での会合などでは、Co2測定器で換気状態を必ず測定し、換気環境を保つようにしています。
イベルメクチンも常備していますが、空腹時に水で服用するのでは血中濃度が上がらず効果が得られにくいようです。油溶性製剤ですから油脂の多い食事をして食後に服用したら血中濃度はかなり上がるでしょう。
自覚症状のない濃厚接触者は7日間の自宅隔離を続けさせられ、自覚症状がなければ抗原検査もPCR検査も自己負担という日本の対策に嫌気がさしています。
自覚症状のない濃厚接触者の隔離緩和や、抗原検査の費用や準備など受けやすくする支援策も打ち出さず、「熱中症予防や子供の成長阻害しないようにしますよ」のエクスキューズレベルのマスク着用の緩和ではたいして何も変わらない、コロナのストレスは減らないだろう。自覚症状のない濃厚接触者の隔離緩和・抗原検査実施支援の強化などについては、全くなさそうですね。
エアロゾル感染するなら普通のマスクをしていても感染予防効果は非常に低い、感染している人がうつす確率は下がるが感染していない人が感染予防できる確率は低い。1m以下の距離で感染者とマスクなしに15分以上会話していたら、濃厚接触者になる。家庭での家族どうしでないとこんな状況はほとんどないでしょう。で、濃厚接触者には自覚症状がなければPCR検査などの検査はしません、7日間の自宅隔離をしなさいということです。家の中でもマスクをしていれば濃厚接触者にならないのでしょう。パンデミック当初の飲食店から、今度は家庭にスケープゴートの対象がかわっただけともいえます。エアロゾル感染に対して、感染予防効果の低いマスクは濃厚接触者の基準にはならないもっとしなくてもいいような状態では、マスク着けなくてもいいですよ・・・・。Administration(政権・本部・経営陣がその組織の方針を設定し導く)しないポピュリズムですか?
インフルエンザなら家族は3日程度自宅待機し自覚症状がなければ4日目からはマスクして出かけてもいい、こんな感じの運用でしょう。罹患したときの薬がインフルエンザは1000万人分ぐらいあるが、新型コロナはそれよりもずっと少ないという違いがありますが。台湾は、インフルエンザに近い濃厚接触者(日本とは少し基準が違いますが)は3日間の自宅隔離+4日間の自主防疫(抗原検査の簡易検査)です。許容可能なリスクのコンセンサスを形成して行って社会活動を回そうとしています。許容可能なリスクのコンセンサスを形成することを避けている=不作為、コンセンサスとは渋々ながらでも今ある合意形成の社会制度を使って説明説得して社会の合意を取り付けることだと理解しています。不遜な手段を使わずに。結果、台湾は感染者数が劇的に増えています、だから濃厚接触者の隔離緩和をしたらだめなのか。
穿った見方かもしれませんが、敵を騙すにはまず見方から、新型コロナには味方の国民に全てを知らせず、こそっと少しずつ規制を緩和するという日本的やり方がいいのかもしれません。明らかな緩和政策を打ち出すより分かりにくい緩和策の浸透を図る、分かりやすく知らせると気が緩んで台湾みたいな感染拡大につながるのかもしれない。ポピュリズムではなく寝技のようなやり方とでもいうのでしょうか、民衆が自由を勝ち取るような歴史のなかった日本らしい民主主義もどきのような社会の特性なのかもしれませんね。私も日本企業の日本の経営の現場ではAdministration(政権・本部・経営陣がその組織の方針を設定し導く)と言っても、意図して連続技からの寝技のようなことが普通に必要になりますもん。今回の新型コロナへの政府や行政の対応が、意図してやっているのかどうかは私にはうかがいしることもできませんが。
注)ロシアのウクライナ侵攻については、国際問題なので別です。第二次世界大戦前の日 本のような国が、ウクライナを軍事力を使ってでも助けようと行動したらえらいことになる。また、私は個人的な意見として、日本は世界で通用するネゴシエーションができる能力が不足しており、国家としてのネゴシエーション能力を強化しなければ軍事力(防衛力)を強化するのは危険だと考えています。
私は少数派だし影響力もないですが、ブレずに行こうと思います。ようは行政のあいまいな対応や基準のなかで、濃厚接触者を作らないところで社会活動をして少しでもコロナによるストトレスを減らせればいい。地域の少なくなってしまった子供達の楽しみの非日常の機会として、花火遊び会をノンアルコール飲料とジュースだけでやるような案でやってみようかと思います。子供達にストレス解消の場がなくなっているようなままですからね。オープンエアで花火遊びなら、マスクせずに1m以内で15分会話しないようにすれば、濃厚接触者を出さないようにすれば比較的穏やかな屋外イベントならいいのではないでしょうか。子供会のお母さんから子供らが楽しことが減っているので、何かしてもらえたら嬉しいとの切実な意見(発言しにくいお年寄りの地域の重鎮が多い会合で意見を言われました)が出ました。屋外(これ以上ない換気の良い状態)で、大人はマスクをしてアルコール飲料はなしで、花火もジュースも家族以外が素手で手渡しせず(接触感染がない状態で)、騒がず家族ではない方とは1m以上の距離をとってマスクして話し、花火を楽しむことぐらいはいいでしょう。寝技みたいなところから出来ることをしましょう。屋内ではCo2測定器で換気状態を必ず測定した方がいい、数値が低い状態で上がらない状態の換気を徹底したい、梅雨や灼熱の夏の季節でも。
MCプロジェクト 代表 坊池敏哉