新型コロナウイルス、少数派の人数制限・換気対策は潰されましたね

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新型コロナウイルスのオミクロン株に対する対策で重要だったはずの、人数制限・換気対策は多分もうこれであまり進まないでしょうね。潰されてしまいましたね。

換気扇が回ってない部屋、窓が開いてない部屋で人と合わないようにする。
※無風の日や時間帯、雨や雪の日・暑い日寒い日、窓換気だけのところは窓や入り口が開けられてないところは要注意、窓や入り口が開けられてなければできれば避ける。
※ヒトとヒトとの距離が7mぐらいの空間で30分~1時間、2mで7~15分間、に1回は換気必要。
※飲酒や運動など、通常呼吸数20回の数倍に上がる状態では、呼吸数の倍数分の頻度で換気必要。
換気扇がある部屋・空間での人数制限
劇場・会館・ホテルなど大型施設(床面積3,000平方メートル以上)は、機械式換気で設計段階から定員が定められ定期計測もされているのでヒトの人数は定員以下。
床面積3,000平方メートル未満の施設で定員の定かでないところは、稼働している換気扇1台で 約10人。
※換気扇の不足を補うのに空気清浄機を設置しているところもあるが、強力な空気清浄機でも1台5人程度分程度(換気扇の半分程度の能力)なので要注意。
※ただし呼吸数が上がる飲酒や身体の運動を伴う目的で利用する施設は、想定される呼吸数の倍数分の1に定員を制限。(機械式換気を呼吸数の倍数ぶん増やす)
※床面積3,000平方メートル未満(約900坪)の建築物衛生法の適用外の店舗等は定員数一人当たり30立方メートルの機械式換気が規制されていません。認証店であっても900坪以下の建物のところは換気の面ではかなり緩いふわっとした基準で認証されています。小さな建物のところはちゃんと自分でチェックする方がいいでしょう (飲食店だけが認証店の対象ですしね)。利用者にとって、入り口のドアや窓が開けられていることが、わかりやすいサインになりますね、そうでないところは避けるのが賢明でしょう。
公共交通機関は、機械式換気で比較的状態が良い。
オープンエアーなら特に喚起の問題はない。人数制限はソーシャル・ディスタンス(社会的距離)で。

携帯式の二酸化炭素濃度測定器で測定し、オンにして測定開始し、数分間後から濃度が上昇しない、安全な値で安定している。
※安全な値は決まってはいませんが、1000ppmでは完全にダメ・900ppmで換気が必要な警戒値。
私は700ppm以下で安定するのを目安にしています。換気が良い状態ではもっと値は低くなります。

新型コロナウイルス感染症まん延防止等重点措置で、人流抑制の感染防止効果のエビデンスなど、換気の状態がバラバラな状態で出せるはずがない。
このオミクロン株の激増する時期に30%人流が減って、オミクロン株の感染力がデルタ株の300%なら、人流抑制効果など全くないのは明らかでしょう。
初期の新型コロナウイルスで80%人流抑制、デルタ株が7倍の感染力で、オミクロン株は感染力がさらに上がりデルタ株の3倍=初期の21倍の感染力、人流抑制では完全に人流シャットダウンしなきゃ効果なんてないでしょう。
入り口のドアや窓が開いていて、カウンターしかない焼き鳥屋、焼肉屋などバンバン換気扇で換気しているところも、酒類提供の制限や時間制限しなきゃならないのか、ちょっとおかしいのではないでしょうか。
ちゃんとした劇場や会館・ホールなどは観客席は設計段階から機械式換気で定員設定できている、定員削減もそれなりに可能でしょう。危ないのは裏の方の客席以外の空間・部屋でしょう。
まともなホテルやレストランもちゃんと設計段階から機械式換気で定員設定しているところなら比較的安全でしょう。

100%安全はない、社会的に受容されうるリスクのレベルのコンセンサスを形成してこようとしなかった。できけっきょくは、感染対策がそれなりにちゃんとできているところを選べるリテラシーを消費者に提供することすらさせなかった。正解がない課題に対して、できることをやり繰りして課題に対応することを学生時代・組織での仕事(行政機関・法人等)で経験させてこなかった日本の社会環境が立ちはだかり、環境変化への適応の芽を摘んでしまっているのではないか。新型コロナウイルスへの対応は、正解がある課題下でのControl(規制・統制・支配等の意味、支配下に置いて管理する・制御する)レベルではない、状況が激変する時Management(実行可能な具体的な施策を練って実行する)仮説を立て実施関与者を説明説得しトライして行く調整をし実行可能性を示しながら、Administration(政権・本部・経営陣がその組織の方針を設定し導く)に意思決定してもらえるように持って行かなければならないでしょう。

専門家やマスコミや行政等がエビデンスどうのこうの規制基準がどうのこうのいう割に、論理的思考の欠如もはなはだしい。
人数制限・換気の重要性を言って、すぐに訂正や言い訳させてしまったらいかんでしょう。
少数派が社会・市場・組織・コミュニティーに影響を与えるにはすぐには効果が現れない。時間の経過とともに徐々に影響効果が浸透していく。それゆえにブレないことが大切になります。人数制限・換気対策を頑張っておられる方々、ありがとうございます。
それとも、「開かれた社会」というパラダイムではなく、独裁的な社会・市場・組織・コミュニティーであれば多数派の中から一気にトップダウンで改革すれば、たとえ表面的ではあっても効果はすぐに表れるようにできるでしょう。変化への対応力はTopのAdmininistration能力次第です。
緊急事態なら、すぐに効果が出せるように多数派のTOPダウンで対応しなきゃならない、人数制限・換気の重要性の少数派の提言を守ってやれなかった政府も官僚もマスコミも責任は重いと思う。このくそ寒い中、入り口のドアや窓を開けて、厨房や客席の換気扇常時回して、二酸化炭素濃度測定器をちゃんと運用できている店もあるでしょう。大型施設も換気対策まできちんとして運営しているところも多いでしょう。一括りにしてほとんど効果の見込めない人流制限ですか、「やってます」のエクスキューズだけで時間稼ぎしてほどなくピークアウトすれば良しと・・・・。

まああと1〜2週間もすれば(2月初旬ごろには)ピークアウトしてくれるでしょう、あとひと月もすればかなり落ち着きはじめてるでしょう。まあ、それまであとひと月ほど個人でシノげばいいだけです。おかげで、日本という社会のありようを改めて思い知ったので、少数派として Pragmaticでブレない生き方 を信条として居場所を再構築し続けようと改めて強く思いました。

MCプロジェクト 代表 坊池敏哉

 

 

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